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著作権法47条の2とデジタルデータの画素数

著作権法47条の2は、インターネットオークションや、インターネット通販などで商品の写真や表紙などを表示する際に、写真や商品自体が著作物に該当する場合は,著作権侵害が成立してしまうとの指摘について、法的手当を施した規定になります。

著作権法47条の2は、具体的な表示方法については著作権法施行令第7条の2に委任しており,著作権法施行令第7条の2は,著作権法施行規則第4条の2に再委任しています。

著作権法施行規則第4条の2が定める表示方法はデジタルデータについては、画素数で規制をしています。アナログ画像については50cmという実寸で表示制限をしているのに対して、デジタル画像については技術保護手段を施した場合は9万画素、技術保護手段を施していない場合は32400画素と、画素数を用いた制限が規定されています。

画素数については、こちらのエントリを参照してください。また、画像のラスター形式については、こちらを参照してください。

したがって、商用サイトやアフィリエイトサイトに商品写真や表紙などを挿入する際は,上記画素数を超えてしまえば画像の表示は形式的に著作権法47条の2によっては適法とされないことになってしまいます。

技術的保護手段を施すのは一般的には現実的な選択肢ではないと思われます。その際は、32400画素を超えない範囲の画素数、つまり、例えば正方形であれば180ピクセル×180ピクセルの画像データを利用することになります。

勿論、そもそも著作権者の許諾を得たり、引用要件を満たすなど、別の方法で著作権侵害を回避することもできます。

 

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