CONTENS

クリエイトする弁護士齋藤理央.comのコンテンツです。

コミック、漫画表現が絵なのか、記号なのか、という論争があります。答えの一つは絵であり、デザインである、という帰結なのかもしれません。そして、絵とデザインはひとつの作品に混在し、どちらかに割り切れるものではないのかもしれません。つまり、混在する2つの要素の、どちらに比重がおかれているかの問題に収斂されるとも考えられます。

その意味で写実的な見せる絵と、デフォルメされた伝える絵は、結局比重の問題であり、そして比重は結局描き手の選択の問題と言えるかもしれません。

いずれにせよ、コミック表現において洗練されたキャラクターグラフィックは、人気作品の要素の一つであり、キャラクターのデザインは作品を通して重要なポイントです。

現在の法律では、この作品の顔ともいえるキャラクターについて、法的な保護が十分とはいえない側面もあります。キャラクターは作品を代表する媒介になり得るので商標や意匠なども駆使して可能な限り法的に保護することが望ましいと言えそうです。

いずれにせよ、コミックの絵は、絵画なのか、記号なのか、という論争には絵画でもなく記号でもなくデザインである、というのが一つの回答になり得るかもしれません。

絵画よりのものも、記号よりのものも、当然存在します。

大事なのは、例えば、法的にいかに適切に保護していくか、など社会的に適切に評価、把握することかと思います。

関連記事一覧

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。