iTやコンテンツの法律/知財問題を重視する弁護士です

コンテンツマーケティング の狙い

コンテンツマーケティグにはさまざまな効果があります。

ここでは、ゴールから巻き戻して捉えていきたいと思います。

そして、コンテンツマーケティング もマーケティング、つまりビジネスの一環である以上、商品の購入や、サービスの申し込みがゴールとなることが一般的と考えられます。

この商品の購入や、サービスの申し込みダイレクトにつながるのが広告です。ゴールを決める、いわばフォワード、ストライカーの立ち位置ですね。

これに対して、コンテンツマーケティング は、ゴールに至るアトリビューションを重視するもので、サッカーの例えを続ければミッドフィルダー、ゲームメーカーの立ち位置と言えます。

見込み客をつないで、最終的なコンバージョンまで、キープする、という役割が重要になってくると考えられます。もちろん、ミッドフィルダーがゴールを決める事があるのも、サッカーと同じです。

なぜコンテンツマーケティング ?

最初からフォワードへとボールを運んだ方がはやい。確かにその通りです。しかし、近年そうしたロングボール中心のサッカーは通用しなくなってきています。つまり、情報を選べる時代に、顧客は単純な広告ではあまり情報を取り入れなくなったといえます。そこで中盤をしっかり作ったつなぐサッカーが望ましくなってきたのです。

もちろん、ロングボールが効果的な時もあります。そこで、広告(速攻)とコンテンツマーケティング (つなぐサッカー)を状況をみて適切に組み合わせることが結果を出すには重要となってきます。

ペルソナの設定

コンテンツマーケティング にあたっては、コンテンツを提供する対象、つまり、ペルソナの設定が必要になります。ペルソナが曖昧、あるいは具体的でない、想像の産物に過ぎないなどの場合、コンテンツマーケティング の効果は薄くなります。

ターゲットが明確でないと、効果が薄いのはなんでも同じ、というわけですね。

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